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学会案内 

学会の紹介 理 念 会長挨拶 支部会 日本農業気象学会賞
入会・会員異動 会 則 役員名簿 若手会 永年功労会員表彰


 会 長 挨 拶    日本農業気象学会長 大政 謙次


 本学会の学会誌「農業気象」の第1巻が発行されてから、70年の歳月が経過しました。私がつくばの研究所で、研究生活を始めた40年近く前、創設期の先輩方の日本語で書かれた数多くの論文が、国際的に引用されているのに驚きました。その時、何故?と疑問を持ちましたが、先輩方の科学的な知見に基づく、先見性のある研究が、言語の壁を越え、国際的に高く評価されていたものと思います。今も、本学会には、創設期の伝統が脈々と引き継がれています。
 学会誌「農業気象」は、その後、私が編集委員長兼学会誌検討委員会委員長であった2000年に、impact factorの取得のためにWeb of Science(Science Citation Index)(旧ISI社、現在はThomson Reuters) への登録を目指して、論文誌「農業気象」と情報誌「生物と気象」に分離することを決めました。当時は、広報記事が多くを占め、Web of Scienceへの申請には、論文誌として独立させる必要がありました。また、英文学術誌を出すには時期尚早であり、日本語を含んでいても採択される可能性があるという判断からの多少無理をした選択でした。その後、日本学会事務センターの破産による財政問題など紆余曲折はありましたが、2011年からは、論文誌「農業気象」の完全英文化が実現し、英文学術誌「Journal of Agricultural Meteorology」として刊行されています。また、J-Stageを利用した論文投稿や掲載を行っています。その努力がある程度報いられ、最近ではBIOSIS リサーチデータベース(Thomson Reuters)に登録され、Web of Knowledgeの分野横断検索で検索できるようになっています。近々、impact factorの取得のためにWeb of Scienceへの登録申請を行う予定になっています。このため、現在、英文論文の投稿を促進するために、掲載料を無料化していますので、会員の皆様には、積極的な投稿をお願いします。なお、「生物と気象」は2007年に電子化し、さらに、2011年から電子版の和文学術誌として発行していますが、J-Stageへの登録のためには、論文数の増加が必要ですので、併せて、積極的な投稿をお願いします。
 新体制の理事会では、各理事に積極的に学会活動を牽引していただくために、役割分担を決め、その責任者になっていただきました。ホームページの役員名簿に役割分担が記載されていますので参考にしていただければ幸いです。新しい役割としては、従来の温暖化フォーラムに加えて、エネルギーフォーラムを新設しました。また、英文誌企画や図書出版、広報・事業などの体制を充実し、Web of Scienceへの登録と会員サービスに努めて参りますので、会員の皆様の更なるご協力をお願いします。