Japanese | English


 | 開催通知(pdf) |  | 各種申込 |  | 大会事務局 |   | ISAM |



 ■■■日本農業気象学会 2013年全国大会■■■


 ■■■農業気象国際シンポジウム ISAM 2013■■■

    

 ■■■公開シンポジウム■■■


 ■■■オーガナイズドセッション■■■

◇日時: 2013年3月26日(火)午後 プログラムはこちら(pdf)

A.  生態系の素過程から広域環境応答の評価・予測へつなげるデータ、モデルのスケーリング

 オーガナイザー:横沢正幸、飯泉仁之直、櫻井 玄(農環研)
 連絡先:myokozaffrc.go.jp(横沢正幸)

 生態系は、空間および時間スケールレンジの広い相互作用を内包している。そのため、系の環境応答を広域スケールで評価・予測するためには、素過程の特性を踏まえた粗視化や近似が必要となる。本OSでは、様々な対象での研究例を踏まえて、本質的な構造と機能を抽出しうる、データやモデルのスケーリングについて議論したい。
 ここでのスケーリングとは、時間や長さなど物差しとなるものを変えても、変わらない物理現象の性質を取り出す粗視化や近似操作を表している。素過程をベースとした広域スケールの生態系環境応答や環境変動影響を解析・評価するためのスケーリング理論の構築を目指している。
 本OSでは、招待講演の他に数件の講演を公募する。たとえば、気象、土壌、植生、管理、生産性、水資源量、土地利用変化などのデータ、モデルのスケーリングにまつわる話題を歓迎する。

B. 「温暖化フォーラム」温暖化適応策と農業現場での適応行動

 オーガナイザー:廣田知良(農研機構北海道農研)
 連絡先:hirotaaffrc.go.jp(廣田知良)

 今回の温暖化フォーラムは、「温暖化適応策と農業現場での適応行動」をテーマに、地域や地方自治体における温暖化適応策の政策実装に向けた先進的な取り組みや、農業現場で起きている温暖化の適応行動を取り上げ、農業気象学の研究分野としての今後の温暖化研究戦略を考える機会を提供する。本フォーラムでの講演者はオーガナイザーの企画で招待した方とするが、ディスカッションに多くの時間を取り、参加者には適応策に関する多くの発言を促し、多様で充実した討論を行いたい。

C. 地表面の改変が農耕地フラックスに及ぼす影響の評価とモデル化

 オーガナイザー:JapanFlux(小野圭介、宮田 明、間野正美)
 連絡先:onokaffrc.go.jp(農環研・小野圭介)

 農業生態系では、作付けにともなって、少なくとも見た目には自然生態系の攪乱と同程度の地表面の改変が頻繁に生じる。例えば、作物の倒伏あるいは収穫によって地表面の粗度やアルベドが急激に変化し、耕起毎に作土層の各プロファイルが均一化される。これらの改変は直接・間接的に農耕地のエネルギー・炭素・窒素循環に大きな影響を及ぼすと考えられ、知見の蓄積も進みつつある。そこで、地表面の改変に関係するプロセス研究の成果や数理モデルでの取り扱いを俯瞰する試みとして本OSを企画した。攪乱の影響評価やモデル化は自然生態系でもホットなテーマであり、相互の情報交換の場となることも期待している。(本OSの講演は招待講演のみで一般公募はありません)


 ■■■その他の集会等■■■

若手研究者の会 3月27日17:00-19:30

 テーマ「評価の高い学術誌への論文掲載を目指す」 案内はこちら(pdf)

エクスカーション 3月30日午前 案内はこちら(pdf)

 ■■■更新情報■■■


(大会事務局)
日本農業気象学会2013年大会事務局・農業気象国際シンポジウムlSAM2013事務局
石川県立大学 生物資源環境学部 環境科学科 大気環境学研究室 皆巳幸也
 〒921-8836 石川県野々市市末松1丁目308番地
 Tel:076-227-7476 Fax:076-227-7410 E-mail:yuminishikawa-pu.ac.jp
 
 ※(法律に基く表記)本ページ目的外のメールアドレスの利用・収集は固くお断りいたします。

製作・著作: 日本農業気象学会北陸支部・農業気象学会全国大会実行委員会 2012©