論文誌「農業気象」

第５８巻（２００２年）（年４回発行, 1号(3月), 2号(6月), 3号(9月), 4号(12月)）

研究論文

 1. マシュウ ローレンソン・大　彰・二宮正士：仲介ソフトMetBrokerを用いた農業モデルの開発手法 （英文），58(1)，1-9．
 2. 小森友明・池本良子：作物葉の総光合成と純光合成における同化細胞層CO2移動に関する理論的一考察，58(1)，11-22．
 3. アチャナ デュアンパン・鈴木晴雄・中西景子・奥田延幸・松井年行・藤目幸擴：作物の植被型がフィルムマルチ下地温に及ぼす影響，58(1)，23-32．
 4. 文字信貴・鱧谷　憲・土佐竜一・深川智史・矢吹萬壽・平野高司・ウィパック チンタナ・ソムサック ピリヤヨータ・西宮明文・岩崎正浩：改良傾度法を用いたマングローブ林上のCO2と水蒸気フラックスの評価（英文），58(2)，63-69．
 5. 文字信貴・鱧谷　憲・浜田宜治・阿形由香里・平野高司・矢吹萬壽・ウィパック チンタナ・ソムサック ピリヤヨータ・西宮明文・岩崎正浩：タイ南部の雨季と乾季におけるマングローブ林と大気の間のCO2と熱の交換（英文），58(2)，71-77．
 6. 高山　成・早川誠而・小野本敏・辻　多聞：九州における冬季の夜間最低気温の1Kmメッシュ推定値と実測値の関係，58(2)，79-92．
 7. 黒瀬義孝・大場和彦・丸山篤志・真木太一：局地風「阿蘇おろし」の特徴，58(2)，93-101．
 8. 黒瀬義孝・大場和彦・丸山篤志・真木太一：局地風「まつぼり風」の特徴とその農業被害，58(2)，
103-113．
 9. マトリ イブラヒム ポール・青木正敏・小澤 結・秀島好昭・中山博明・丸谷聖一：北海道のジャガイモ畑における群落CO2フラックスおよび葉の気孔コンダクタンスに及ぼす気象条件の影響特性解析（英文）， 58(3)，115-122．
10. 石神靖弘・清水 庸・大政謙次：プロセスモデルを使用した日本における潜在的な自然植生分布の推定， 58(3)，123-133．
11. 松島 大：条植水稲群落における放射温度の方位角依存性， 58(3)，135-145．
12. 黒瀬義孝・大場和彦・丸山篤志・真木太一：超音波風向風速計とGPSを用いた風の移動観測法，58(3)，147-156．
13. S. カマラ・T. クルプアラッキ・E.R. ラナトゥンゲ・ 林 陽生・横沢正幸・西森基貴・三上岳彦：西アフリカのギニア−フータジャロン山地における降水の季節変化レジームの多変量解析，58(4)，171-183．
14. 脇山恭行：熱赤外リモートセンシングによる水稲の群落表面温度の観測並びに葉温と葉色の関係，58(4)，185-194．
15. 横山 仁・木曽雅昭・原薗芳信：レザーファーンのまだら黄化症発生に及ぼす光率と土壌水分の影響およびその防止指針，58(4)，195-206．
16. 細野達夫・細井徳夫：施設養液栽培長段トマトの日吸水量，58(4)，207-216．
　 　
　 　

総　説

短　報

1. 沖　一雄・大政謙次・稲村　實： ミクセル分解による植生リモートセンシングのための植生被覆率と活性度の分離―室内実験におけるミクセル分解手法の評価―，58(1)，33-39．
　 　

資　料

1. 向井利明：2000年（平成12年）の日本の気候の特徴，58(1)，41-49．
2. 向井利明：2001年（平成13年）の日本の気候の特徴，58(3)，157-164．

　

国際会議報告

研究部会報告