日本農業気象学会機関誌「農業気象」

第31巻(1975〜1976年)総目次


論 文

  1. ト蔵建治:やませ吹送時に八甲田山風背に生ずる雲について,31(1),1-5.
  2. 真木太一:植物群落高度と地面修正量および粗度長との相互関係,31(1),7-15.
  3. 中山敬一・山中捷一郎:ハウス栽培トマトの蒸発散量,31(1),17-22.
  4. 長谷川史郎・奥田明男:C3植物とC4植物の発芽温度の相違,31(1),23-27.
  5. 高見晋一、C.H.M. ファン・バベル:野外群落内で放出された炭酸ガスの分布(英文),31(1),29-42.
  6. 真木太一:種々の植被面における風速分布式中の変数と安定度,31(2),61-67.
  7. 井上君夫・内嶋善兵衡・堀江 武・岩切 敏:作物群落内におけるエネルギーとガスの交換に関する研究 (10)水稲群落内の乱流構造(英文),31(2),71-82.
  8. 青木正敏・矢吹万寿・小山弘道:西マレーシアの熱帯多雨林の微気象および光合成(英文),31(3),115-124.
  9. K.A. ジョーダン、高倉 直、D.E. バッフィントン、L.L. ボイド:動植物シミュレーションのための気温のモデル化(英文),31(3),125-134.
  10. 長谷場徹也:風に揺れる葉形湿面からの水蒸気輸送,31(3),135-143.
  11. 堀口郁夫:人工光源などの弱光量測定時における日射計の特性,31(4),171-176.
  12. 堀口郁夫:人工光源の光量測定法の違いによる作物生育の比較(英文),31(4),177-183.
  13. 内嶋善兵衛:有効積算気温の永年変化と変動特性,31(4),185-194.

要 報

  1. 岩切 敏:ダイズの生長特性の地域的差異について,31(2),83-87.
  2. 阿部亥三・奥山富子・真木太一・上村賢治:1972年の静岡県における茶樹の凍霜害調査,31(3),145-148.
  3. 中川行夫・下大迫三徳・本条 均:ウンシュウミ力ンのほう芽期の霜害発生限界温度,31(3),149-152.
  4. E.V. ムラリ・モハナ・ラオ:湿潤な粘質ローム土の表面温度域に及ぼすその熱的性質の影響(英文),31(3),153-155.
  5. 中川行夫・本条 均・小中原 実:晩生カンキツ果実の凍結によるす上がりの発生限界温度,31(4),195-198.
  6. 内島立郎:冷温条件と水稲の不稔発生との関係についての一考察,31(4),199-202.

資 料

  1. 古在豊樹:単棟温室内の直達日射量を求めるための電算機プログラム,31(2),89-94.
  2. 関山哲雄:複合環境調節装置の構成と動作について,31(2),95-101.

講 座

  1. 和田英夫:北日本の冷害と最近の異常天候,31(4),203-208.
  2. 鴨田福也:ハウス環境の複合制御,31(4),209-213.

海外研究紹介

  1. 高倉 直:ヨーロッパにおける環境調節及び施設園芸(2),31(1),43-49.
  2. 高見晋一:Van Bavel グループの最近の研究とその背景,31(2),103-107.

学会賞受賞記念講演要旨

  1. 小中原 実:カンキツの寒害発生機構と防除法に関する一連の研究と普及,31(3),157-161.