日本農業気象学会機関誌「農業気象」

第26巻(1970〜1971年)総目次


論 文

  1. 武智 修・古土井 悠・衛藤陸雄:種々の作物の葉含水比とβ線透過率について,26(1),1-3.
  2. 内嶋善兵衛・井上君夫:作物群落内におけるエネルギーとガスの交換に関する研究(9) −群落内の炭酸ガス環境のシミュレーション−,26(1),5-18.
  3. 尾崎康一:稲の干害の総観過程と客観的長期予想について,26(1),19-24.
  4. 塩月善晴:上空水蒸気収支から求めた蒸発量(T),26(1),25-33.
  5. 矢吹万寿・宮川秀夫・石橋 惇:風速と光合成に関する研究(第1報) 風速と葉面境界層の厚さとの関係,26(2),65-70.
  6. 横田廉一・堀口郁夫:温水の掛け流し式温室に関する研究,26(2),71-75.
  7. 内嶋善兵衛・岩切 敏:夜間における無換気ガラス室の温度状態と熱伝達,26(2),77-89.
  8. 小元敬男:関東甲信地方の降ひょうについて(2),26(2),91-100.
  9. 山本雄二郎:ハウスの放熱係数について,26(3),117-122.
  10. 古在豊樹:温室内の日射量に関する研究(1),26(3),123-130.
  11. ト蔵建治:試作したビニール・チュープハウスの耐雪性および保温性について,26(3),131-135.
  12. 矢吹万寿・宮川秀夫:風速と光合成に関する研究(第2報) 風速と光合成との関係,26(3),137-141.
  13. 佐々木信介・ト蔵建治:やませ風時の気象的特質 −特に日射量について−,26(3),143-146.
  14. 日下部正雄:連続2日の降水量,26(3),147-150.
  15. 斉藤隆幸・礒部誠之・永井良典・堀部淑子:牧草畑へのSO2ガスの付着量の推定,26(4),177-180.
  16. 岸田恭允:曲管型ベラニ積算日射計の試作,26(4),181-186.
  17. 伊藤綾子・宇田川武俊:作物群落の計量植物学的研究(1)−大豆群落の幾何学的構造と直達光の透入−,26(4),187-195.
  18. 岩切 敏・内鴫善兵衛:昼間におけるガラス室の温度状態と熱伝達,26(4),197-207.
  19. 小元敬男:関東甲信地方の降雹について(3),26(4),211-217.

要 報

  1. 羽生寿郎・阿部博史・石黒忠之・桜谷哲夫:無電地における長期気象記録法について,26(2),101-103.
  2. 西内 光・石橋 惇:農業気候調査カードの一形式,26(2),105-107.
  3. 小元敬男:ひょう害分布と降ひょう系の行勤,26(3),151-153.

講 座

  1. 岩田進午:土壌水の運動について,26(1),41-49.
  2. 内嶋善兵衛:野外における炭酸ガス濃度の測定,26(2),109-111.
  3. 棟方 研:同化箱による圃場群落光合成量測定法について,26(2),112-114.
  4. 日本農業気象学会関東支部測器観測法研究部会:土壌水分の測定と自動潅水,26(3),154-160.
  5. 岩田進午:土壌水分測定に影響する諸要因,26(3),154-155.
  6. 関山哲雄・渡部一郎・板久安信・平間賢一:熱伝導式土壌水分検出器の自動潅水への応用,26(3),155-157.
  7. 市ノ瀬 篤:誘電式土壌水分計の原理とその使用法,26(3),158-159.
  8. 上村賢治:中性子土壌水分計の原理・使用上の注意,26(3),159-160.

海外研究紹介

  1. 小元敬男:米国とカナダの気象調節研究機関を訪れて,26(1),51-56.
  2. 村田吉雄:チェコ・トレボンとソビエト・モスコウとの光合成シンポジウムに出席して(U),26(1),57-61.
  3. 西内 光:西欧短見(U) 英・蘭・仏の植物環境調節研究施設の一端,26(3),161-166.
  4. 高倉 直:農業気象と環境工学,26(3),167-172.

学会賞受賞記念講演

  1. 氷高信雄:水稲の倒伏と被害の発生機構に関する実験的研究,26(1),35-36.
  2. 久保祐雄:柑きつの寒風害に関する研究,26(1),37-38.
  3. 宮本硬一:冷水害防止に関する一連の研究,26(1),39-40.