日本農業気象学会機関誌「農業気象」

第23巻(1967〜1968年)総目次


論 文

  1. 鈴木清太郎:冬期栽培用としての縦穴の性能について−主として穴の温度性格−,23(1),1-5.
  2. 日下部正雄:むし暑さの気侯(1) −さぬきの夕なぎ− ,23(1),7-10.
  3. 荒井哲男:気温の測定精度について(2),23(1),11-17.
  4. 長谷場徹也・武智 修・伊藤代次郎:蒸散に関する研究(2) −柑橘蒸散の年変化について−,23(1),19-24.
  5. 矢吹万寿・田村順介・織田弥三郎・今津 正:フダンソウの乾物生産に対する炭酸ガス濃度と栽培密度の影響,23(1),25-29.
  6. 武田京一:気象積算値計算図表について,23(2),51-54.
  7. 内島善兵衛:Growth Chamber 内の微気侯(3)−温室内気温の夜間降下に関する一考察− ,23(2),55-63.
  8. 斎藤隆幸:植物群落の夜間冷却におよぼす放射量および風速の影響について,23(2),65-74.
  9. 北村一男:ビニールハウスの地温と気温について(夜間の場合),23(2),75-80.
  10. 日下部正雄:むし暑さの気侯(2) −日本の湿潤冷却強度−,23(2),81-85.
  11. 内島善兵衛・宇田川武俊・堀江 武・小林勝次:作物群落内におけるエネルギーとガスの交換に関する研究(1)−トウモロコシ群落内の炭酸ガス環境−,23(3),99-108.
  12. 荒井哲男:温度計の時定数(おくれ)について,23(3),109-113.
  13. 小元敬男:わが国における降ひょうの特徴(英文),23(3),115-121.
  14. 岩切 敏:水稲栽培期間気候の農業気候学的研究(1)−7〜8月平均気温の変動性について− ,23(3),123-130.
  15. 金関四郎:被覆栽培用小型トンネルの形状と容積の差異が被覆内の温度に及ぼす影響,23(3),131-134.
  16. 岩切 敏:南九州における裸地面蒸発について,23(4),151-158.
  17. 村上律雄:Tensiometer の time-lag について,23(4),159-164.
  18. 井上栄一・内島善兵衛・宇田川武俊・堀江 武・小林勝次:作物群落内におけるエネルギーとガスの交換に関する研究(2)−トウモロコシ群落内外の炭酸ガス流束−,23(4),165-176.
  19. 日下部正雄:四国の雪,23(4),177-181. 

要 報

  1. 谷 信輝・鈴木義則:トウモロコシの倒伏,23(1),31-32.
  2. 谷 信輝:夏期の乳牛舎内気侯,23(2),87-88.
  3. 吉野正敏:阿蘇のマツボリ風地域における耕地の防風林と防風垣,23(4),183-185.
  4. 吉野正敏:日本における夜間の接地逆転,23(4),186-188.

講 話

  1. 山本良三:風害およびその対策に関する研究,23(1),33-35.
  2. 丸山栄三:土壌面蒸発に関する研究,23(1),35-37.

講 座

  1. 矢吹万寿:農業環境調節の現状と問題点 −主としてガラス室について−,23(1),39-46.
  2. 木根淵旨光:東北地方における稲作研究と気象,23(2),95-98.
  3. 坪井八十二:水稲の収量限界向上に関する最近の研究,23(3),139-141.
  4. 礒部誠之:植物群落内の光強度の取扱い,23(3),143-150.
  5. 武田京一:最近の農業気象,23(4),198-194.
  6. 小元敬男:気象および気侯の人工変換 −現状と問題点−,23(4),195-203.

海外研究紹介

  1. 丸山栄三:タイ国の農業気象事情,23(2),89-94.
  2. 吉野正敏・黒岩澄雄:農業気侯学の方法に関する第1回ユネスコ国際シンポジウム,23(3),135-137.

シンボジウム報告

  1. 農業に気象資料をいかに利用すべきか,23(4),204-205.