日本農業気象学会機関誌「農業気象」

第21巻(1965〜1966年)総目次


論 文

  1. 矢吹万寿・牛山治男:炭酸ガス濃度調節装置,21(1),1-4.
  2. 中川行夫:果樹の気象的適地に関する研究 (1)果樹の霜害危険地の推定,21(1),5-9.
  3. 武田京一:植物群落内部の風について(U),21(1),11-14.
  4. 岩切 敏:南九州における水田蒸発散について(英文),21(1),15-21.
  5. 新井 正:蒸発計蒸発量と計算による蒸発量との比較,21(1),23-27.
  6. 今津 正・矢吹万寿・織田弥三郎:フダンソウの生育に対する炭酸ガス濃度と日射の相互補償について,21(2),41-46.
  7. 中川行夫・小中原 実・角田篤義:果樹の気象的適地に関する研究 (2)ナツミカン果実の凍害温度,21(2),47-52.
  8. 久保祐雄・内島善兵衛・林 尭・上村賢冶:霞ヶ浦における湖面蒸発の観測例,21(2),53-57.
  9. 日下部正雄:北海道の寒さ.21(2),56-62.
  10. 小森三郎・西村国男:蚕室・蚕座の蒸熱防止に関する研究(2)蚕座より発生するCO2ガスについて,21(2),63-66.
  11. 羽生寿郎・内島立郎・菅原 俐:寒地水稲の安全出穂期間を決定する新方法,21(3),81-85.
  12. 上村賢治:無降水継続期間を基礎とする潅既必要度の推定,21(3),87-92.
  13. 中川行夫:果樹の気象的適地に関する研究 (3)積雪による棚および樹体の被害,21(3),93-97.
  14. 高倉 直・杉 二郎:温室による植物環境条件制御に関する基礎的問題について(2)植物の光合成作用からみた換気率について,21(3),99-103.
  15. 内島善兵衛:Growth Chamber 内の微気候 (1)微気候と換気との関係,21(3),105-112.
  16. 内島善兵衛・小林勝次・伊藤綾子:トウモロコシ植被内の微気候に関する研究,21(4),121-126.
  17. 坪井八十二・氷高信雄:水稲の風害に関する研究 (5)強風による籾の脱落について,21(4),127-130.
  18. 中川行夫・金戸橋夫・角田篤義:果樹の気象的適地に関する研究 (4)ウメの開花結実と冬の気温,21(4),131-136.
  19. 斎藤隆幸:植物群落の夜間冷却に関する2、3の問題,21(4),137-142.

要 報

  1. 小林勝次:蒸発にたいするトウモロコシ植被の影響について,21(1),29-30.
  2. 矢吹万寿:高畦内土壌空気の炭酸ガス濃度,21(3),113-114.
  3. 斎藤隆幸・泊 功・林 堯・三原義秋:窪地が夜間低温となる理由,21(4),143-144.
  4. 福岡義隆:海抜高度に伴う地温逓減率,21(4),145-147.

海外研究の紹介

  1. 内島善兵衛:ソビエト農業気象の研究(5)−光合成に関する研究−,21(3),115-120.
  2. 井上栄一:ソビエト・アメリカ・デンマークの旅,21(4),153-158.

講 話

  1. 内島善兵衛:熱収支気象学に関する研究,21(1),31-34.
  2. 渡部一郎:育苗における電熱施設の研究,21(1),35-37.

講 座

  1. 斎藤隆幸:通風型純放射計の作り方,21(2),67-72.
  2. 久保祐雄:稲作気象に関する最近の研究,21(2),73-76.
  3. 浦野啓司:信州の農業と気象,21(4),148-152.