日本農業気象学会機関誌「農業気象」

第16巻(1960〜1961年)総目次


論 文

  1. 田中貞雄・佐野 洋・谷沢恒夫・柿沼 計:防風垣の庇陰が作物に及ぼす影響について,16(1),1-5.
  2. 田中貞雄・谷沢恒夫・佐野 洋・柿沼 計:防風林帯の根が作物に及ぼす影響,16(1),6-9.
  3. 阿部亥三・小田桐光雄・小野清治:防風林の機能に関する実際的研究  第1報 小川原湖防風林が気象環境に及ぼす影響  第2報 防風林が水稲生育に及ぼす影響 ,16(1),10-16.
  4. 松田昭美:暖地における水稲栽培と気象要因の統計学的研究[U],16(1),17-19.
  5. 井上栄一:煙の研究 (2)瞬間的な浮遊点源型の煙の拡散,16(1),20-26.
  6. 松岡匡一:胡麻の品種に関する研究 (10)品種の分布と日長および温度反応について,16(1),27-33.
  7. 小沢行雄・村岡良三:煙層の赤外線透過に関する研究(1),16(2),45-50.
  8. 大沼一己:電研育苗器内の気流と温度特性について,16(2),51-55.
  9. 日下部正雄:福岡の日照時間 −日照時間統計の試み−,16(2),56-60.
  10. 井上栄一:煙の研究 (3)農薬散布技術に対する拡散理論の応用,16(2),61-68.
  11. 宮本硬一・千葉文一:豊作年における冷水地帯の水温と水稲の生育収量 −昭和30年度宮城県の場合− ,16(2),69-76.
  12. 田中貞雄・柿沼 計:風による土壌の運動,16(2),77-79.
  13. 佐野 洋・田中貞雄・柿沼 計:風蝕防止に関する研究 −麦の風害について− ,16(2),80-82.
  14. 谷 信輝:耕地上の風の測定結果について,16(3),89-93.
  15. 西村国男:環境温度が野蚕の生育に及ぼす影響に関する研究 第7報 柞蚕の化性と気象要素との関係 ,16(3),94-98.
  16. 阿部亥三・小野清治・鳥山国士・和田純二:水稲の早期多収栽培の地域性確立に関する生態的研究 第1報 青森県における気象の地域性と水稲生育との関係,16(3),99-105.
  17. 山川 寛:マラヤにおける水田温度およびカーボンプラック撒布試験,16(3),106-110.
  18. 羽生寿郎・小野清治:寒地水田の蒸発散に関する研究(1),16(3),111-118.
  19. 三原義秋・中村千里:蒸発抑制剤とその応用に関する研究 (1)蒸発抑制剤の合成とその抑制率について ,16(4),129-132.
  20. 武田京一・佐藤正一・坂上 務:筑後地方クリークの水温について(予報),16(4),133-138.
  21. 小沢行雄・村岡良三:煙層の赤外線透過に関する研究(2),16(4),139-144.
  22. 宮本硬一:海岸防風林伐採による周辺稲作の被害分布の推定,16(4),145-148.
  23. 谷 信揮:稲麦の倒伏と風,16(4),149-152.
  24. 中原孫吉・丸田頼一:傾斜地果樹園の小気候,16(4),153-158.
  25. 谷 信輝・井上栄一・礒部誠之・堀部淑子:1959年度鴻巣観測について,16(4),159-163.

要 報

  1. 日下部正雄:史料からみた西日本の気象災害 第3報 梅雨,16(1),34-37.
  2. 福富斌夫・野中 清:溶液の重量変化を利用する一次湿度計の可能性,16(1),38-39.
  3. 井上栄一:穂波の研究 (6)穂波現象の人工的制御について,16(2),83-84.
  4. 日下部正雄:史料からみた西日本の気象災害 第4報 干ばつ,16(3),119-120.

講 話

  1. 坪井八十二:水稲の暴風被害に関する実験的研究,16(1),40-41.
  2. 小沢行雄:インドの農業気象,16(2),85-87.
  3. 内島善兵衛:ソビエト農業気象の研究 [W]霜害およびその防除法,16(3),121-126.
  4. 三原義秋:アメリカ合衆国の農業気象研究を訪ねて,16(4),164-168.