日本農業気象学会機関誌「農業気象」

第13巻(1957〜1958年)総目次


原 著

  1. 矢吹万寿・宮川逸平:温度日較差と発芽に関する研究 (1)水稲種子の発芽,13(1),1-4.
  2. 武田京一:福岡霜日のリターンペリオドについて,13(1),5-6.
  3. 田中貞雄・谷沢恒夫・佐野 洋・柿沼 計:防風垣前後の風に関する研究 (9)防風垣風下の乱れの相関,13(1),7-8.
  4. 内島善兵衛:小水面上の摩擦応力、熱伝達係数と風速,13(1),9-15.
  5. 中川行夫:植物体温に関する研究(第2報),13(1),17-21.
  6. 佐野 洋・田中貞雄・柿沼 計・小寺新二:飛土埋土による麦の被害について,13(1),22-24.
  7. 飯塚一郎・鴻海 実:植木鉢の温度について (第1報)鉢の種類及び潅水後の温度変化,13(1),25-29.
  8. 佐藤正一:暖地水田温度の低下法諸物質の水面撤布(第2報),13(1),30-32.
  9. 阿部亥三・高橋昌一:馬鈴箸栽植方向の農業気象的研究,13(1),33-36.
  10. 阿部亥三:冷害気象の解折 (第1報)気温推移の特徴から見た東北地域の冷害年次について,13(1),37-40.
  11. 馬場 赳・高橋保夫:異なる土壌に生育せる水稲の生育及び胡麻葉枯病罹病に及ぼす水温の影響,13(2),41-44.
  12. 鈴木清太郎・丸山栄三:土壌面蒸発量を土壌水分傾度より推定する方法(序報),13(2),45-48.
  13. 日下部正雄:農業気象の面からみた福岡の連続降水量,13(2),49-52.
  14. 川俣 稔・築島安宏・佐藤虎雄:ネーピアグラス、グラガ混植垣の防風効果について,13(2),53-55.
  15. 日下部正雄:蒸発散位よりみた福岡の土壌水分,13(2),56-58.
  16. 西内 光:地中温度傾度による炭水化物移動効果にもとづく根中炭水化物堆積率,13(2),59-63.
  17. 西内 光:サツマイモの根における温度傾度による炭水化物移動効果と塊根肥厚との数理的対応,13(2),64-68.
  18. 神前芳信・小高真一:出穂期における小麦及び裸麦凍霜害の被害様相,13(2),69-73.
  19. 田中貞雄・佐野 洋・谷沢恒夫・柿沼 計:風蝕防止に関する研究 (4)ベントナイト撒布による防止法,13(2),74-76.
  20. 鈴木重義・福田仁志:蒸発散位の計器蒸発量による一算出法,13(3),81-85.
  21. 中原孫吉・三寺光雄:豊凶考照試験の因子分析について(3),13(3),86-88.
  22. 佐藤正一・船橋義成:暖地水稲普通栽培における水面遮光降温試験[T],13(3),89-92.
  23. 白木 実・大橋照次・丹羽一郎:水稲の生殖生長期における気候条件を異にすることが秋落現象の発現に及ぼす影響について,13(3),93-96.
  24. 三原義秋:棒状温度計の印画記録方法について,13(3),97-98.
  25. 志茂山貞二:雹害による小麦の減収機構と収量推定尺度について,13(3),99-104.
  26. 矢吹万寿・宮川逸平:温度日較差と発芽に関する研究 (2)裸麦及び数種の蔬菜の発芽,13(3),105-109.
  27. 林 政衛・橋爪 厚・井上俊作・野溝次郎:水稲二期作に関する研究  第T報 水稲苗の発根から見た本田の早期植付限界温度について.  第U報 千葉県に於ける水稲早期植付限界の地域性について ,13(3),113-116.
  28. 井上栄一・谷 信輝・今井和彦・礒部誠之:麦畑における炭素同化作用の空気力学的測定,13(4),121-125.
  29. 田中貞雄・佐野 洋・柿沼 計:風蝕防止に関する研究 5.小麦ドリルまきの風蝕防止能力,13(4),126-128.
  30. 吉野正敏:渓谷の風 −谷間に形成される渦について− ,13(4),129-134.
  31. 小沢行雄:地表面における熱収支の観測例,13(4),135-139.
  32. 中沢宗一・小野寺文夫:桑園の敷藁と地温その他について,13(4),140-142.
  33. 谷 信輝・井上栄一・今井和彦:耕地風の測定(6),13(4),143-146.
  34. 宮本硬一:水稲の生育及収量と水温との関係についての現地調査,13(4),147-152.

要 報

  1. 阿部亥三・菅原 俐:馬鈴薯の生育と地温との関係についての農業気象的一、二の考察,13(1),77-78.
  2. 村越信夫:北海道冷害の実相とこれが対策,13(2),79-80.
  3. 小宮書之助・阿部亥三・高橋昌一:三陸沿岸の霧について,13(3),117-118.

論 説

  1. 津村友義:気象要因に基いた稲作技術確立のために,13(3),119-120.

講 話

  1. 鈴木親抵:蚕桑気象に関する研究,13(3),110-111.
  2. 福島要一:凶作は農家に何を節約させるか −農家経済調査報告書に現われた昭和31年度の北海道凶作−,13(4), 153-158.
  3. 佐藤正一:水田微気象の研究 −暖地の水田微気象調節に関する研究−,13(4),159-160.

雑 報

  1. 鈴木清太郎:空飛ぶ霧箱・チリ国の馬鈴薯と気候,13(3),116.