日本農業気象学会機関誌「農業気象」

第4巻(1948年)総目次


原 著

  1. 菅澤春吉:桑の収量と気象要素,4,1-4.
  2. 吉井 甫:麦の銹病について,4,4.
  3. 鈴木清太郎・坂上 務:網目と模型防風林の防風効果について,4,5-6.
  4. 山本健吾・大泉久一:傾斜地利用に関する研究(第1報)傾斜方位による環境条件差異,4,7-13.
  5. 三好由平:香川県の稲作と気象,4,14.
  6. 山本健吾・野田健兒:馬鈴著の生育時期に依る葉部並に生長点の芟除(人工霜害)がその塊茎形成肥大に及ぼす影響,4,15-19.
  7. 野村健一:害虫発生予想に関する気象学的考察(1),4,20.
  8. 尾留川正平:耕地の高距限界 −気温逓減率と風,4,21-24.
  9. 大後美保・鈴木雄次:日本の生物季節区,4,25-29. 佐藤正一:水田灌漑と微気侯,4,30-34.
  10. 山本武夫:気侯の永年変化と飢饉,4,35-37.
  11. 石橋 豊:降水相より観た農作物収量の予想に就いて(栃木県下の事例を中心として),4,38-44.
  12. 木島輝雄:冬期の畑の畝の温度に就いて,4,45-47.
  13. 片山 佃:イネ・ムギの収量予測指数としての草丈と分蘖数,4,48-49.

速 報

  1. 大後美保・丸山榮三:斜面に於ける甘藷栽培と微気象,4,50-51.
  2. 大後美保・丸山榮三:畦の任務に対する微気象学的研究,4,52.
  3. 大後美保・丸山榮三:各種耕地内に於ける土壌水分の違い,4,52.

座談会

  1. 日本農業気象学会九州支部:農業気象の諸問題 ―その方向と方法について―,4,53-56.

講 話

  1. 大後美保:世界が要求している農業気象の課題,4,57-60.
  2. 中原孫吉:気象観測法の変遷覚え書[U],4,61-63.